26年勤めた職場を退職する決意とは
しばらくぶりになってしまいました、この「どりしげのつぶやき」。
というのも、タイトルにあるように26年勤めてきた福祉の職場を退職する決意をしたことを、昨日妻に打ち明けました。
妻とは早いもので結婚して21年。子供は今年7月で20歳になった長女と同じく8月で15歳になった長男の2人。
ちなみに長女は大学生ながら、長男はこれからの高校受験。そんな中でのこの退職決意に至った経緯は、今年3月からの休職が発端でした。
現在の私の右足の大腿骨から膝下にかけて3パーツに分かれた人工関節が入っています。
原因は29歳で今の妻との結婚直後だった2001年の5月に発症した大腿骨悪性骨腫瘍によるものでした。
治療として、なんとか右足は温存できたものの、抗がん剤、人工関節に入れ替える手術を経て、身体障害者の肢体不自由4級の認定をうけています。
そして、度重なる仕事や家庭に対する過剰なまでの責任感、プレッシャーの中、精神的にいっぱいいっぱいになりました。いわゆるキャパオーバー。
この26年間で一度だけではありません。
その度にパニック障害による過呼吸、出社拒否症など様々な症状が出てきました。
しかし、私の場合、たまたま、先述した右足に埋め込まれた人工関節の耐用年数や使い具合からの人工関節の入れ替え手術のためのやむを得ない入院による休職が入ることが多かったため、そこでメンタル面も休養できていたわけです。
ただ、今回は違いました。その人工関節の入れ替え手術をして退院し、1か月足らずの療養後の復帰初日でのパニック発作。
判断力を失った私にさすがにそのときは妻に引っ張られながら、本格的に休職する決意をしたわけです。
そしてこの半年。最初は復職しようか考えあぐねていましたが、結局このように職場を去る決意をしました。
次回より、この26年間を振り返りながら、自分のたどってきた足跡を振り返ろうと思います。
よろしくお願いします!